ニュース
バッファロー、RAID 6で737MB/secを達成した外付けHDD
~最大容量80TB。RAID 0なら1.2GB/sec以上
(2015/6/24 13:58)
株式会社バッファローは、RAID 6構成で世界最速を謳う737MB/secの転送速度を実現した最大80TB容量のハードウェアRAID対応ストレージ「HD-DT/R6」シリーズを発売する。価格はオープンプライスで受注生産となる。
主に映像制作向けの業務用ストレージで、高速な書き込み速度を活かし、4K動画といった大容量データのノンリニア編集環境用に設計されている。
80TB(8TB HDD×10)モデルの「HD-DH080T/R6」と、40TB(4TB×10)モデル「HD-DN040T/R6」の2種類をラインナップ。80TBモデルにはエンタープライズ向けのニアライン用を、40TBモデルにはNASシステム用のHDDが使われる。
ハードウェア制御のRAIDに対応しており、出荷時はRAID 6構成だが、RAID 0かRAID 5にすることもできる。RAID 0構成時は1.2GB/sec以上の書き込み速度を実現すると言う(Thunderbolt 2利用時)。
HDDはユーザーが交換できるようになっており、別途8TBおよび4TBの専用HDDを購入可能。こちらも受注生産扱いで、8TBの「OP-HD8.0BH/B」は税別直販価格275,000円、4TBの「OP-HD4.0BN/B」は同93,000円となる。
インターフェイスは、Thunderbolt 2×2、USB 3.0×1、eSATA×1。それぞれの規格上の最大転送速度は順に20Gbps、5Gbps、3Gbpsとなる。
対応OSはWindows 7/8/8.1、Windows Storage Server 2008 R2/2012 R2、Mac OS X 10.9以降だが、WindowsでのThunderbolt 2接続は非対応となっている。
本体サイズは190×387×320mm(幅×奥行き×高さ)、HDD搭載時の重量は約18kg、非搭載時は約11kg。付属品として、Thunderboltケーブル(1m)、USBケーブル(1m)、eSATAケーブル(1m)などを同梱する。保証期間は3年間。