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Synology、2ベイ対応のNASキット2種
(2015/6/12 17:25)
台湾Synologyは、2ベイのNASキット2製品を6月中旬に発売する。両製品とも外装やインターフェイスは共通で、デュアルコアCPU搭載モデル「DiskStation DS215+」の税別店頭予想価格は55,000円前後、クアッドコアモデルの「DiskStation DS715」の価格は同64,000円前後となる。
OSには「DiskStation Manager」を採用し、ブラウザ上からGUIによる操作が可能。PC、スマートフォン、タブレットといった各機器間のデータ同期だけでなく、Dropbox、Google Drive、OneDriveなどのクラウドサービスをNASとリンクさせることもできる。そのほか、多機能なバックアップ/復元機能など、ユーザービリティの高い機能を備えている。
対応RAIDは、RAID 0/1/JBOD/Synology Hybrid RAID。DS715は拡張ユニットを使用することで、RAID 5/6/10に対応する。
DS215+の主な仕様は、プロセッサがAnnapurna AL-212(2コア、1.4 GHz)で、メモリは1GB。Link Aggregation有効時(Gigabit Ethernetを2基使用)のデータ転送速度はリードが209MB/sec、ライトは139MB/sec。ドライブ暗号化時のデータ転送速度はリード145MB/sec、ライト71MB/secとなる。
一方のDS715の主な仕様は、プロセッサがAnnapurna AL-314(4コア、1.4 GHz)で、メモリは2GB。Link Aggregation有効時(同)のデータ転送速度はリードが216.1MB/sec、ライトは142.5MB/sec。ドライブ暗号化時のデータ転送速度はリード205.58MB/sec、ライト77.62MB/sec。
インターフェイスは共通で、Gigabit Ethernet×2のほか、USB 3.0×2およびeSATA×1を使用して外部ストレージなどを接続できる。対応ストレージは、3.5/2.5インチのSATA接続HDD/SSD。最大16TB(8TB×2)搭載可能。
本体サイズは103.5×232×157mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.69kg。