マウス、リード2.4GB/secのSSD搭載デスクトップPC

「MDV-ADVANCE」シリーズ

　株式会社マウスコンピューターは、リード速度最大2,400MB/secのハイスピードSSD「Intel SSD 750」を採用した「MDV-ADVANCE」シリーズのデスクトップPCを3機種発売した。

「Intel SSD 750」シリーズ

　CPUにHaswell-E、ビデオカードにGeForce GTX 960または980、そしてストレージにIntel SSD 750というハイエンド仕様になっており、Core i7-5820K搭載モデルを2機種、Core i7-5960X Extreme Edition搭載モデルを1機種ラインナップする。

　最大の特徴となるIntel SSD 750は、PCI Expressインターフェイスの大型カードで、ストレージ接続用の最新規格NVM Expressに対応。400GB版と1.2TB版を用意し、現状のコンシューマ向けSSD製品の中でも、特別ハイスペックなSSDとなっている。ここで紹介している「MDV-ADVANCE」には2機種に400GB版を、最上位モデルに1.2TB版を採用。なお、400GB版の最大リード速度は2,200MB/secとなる。

マウスコンピューターによるストレージのベンチマーク結果。「Intel SSD 750」とSATA 6Gbps接続のSSDとHDDを比較。ライト/リード速度ともに圧倒的な差が付いている

　Core i7-5820K搭載モデルの主な仕様は、Core i7-5820K(3.3GHz)、メモリ16GB、SSD 400GB+HDD 2TB、Intel X99チップセット、DVDスーパーマルチドライブ、700W出力電源(80PLUS BRONZE)、Windows 8.1 Update(64bit)を備え、ビデオカードにGeForce GTX 960を採用する「MDV-GX9541S-SH」の税別直販価格は229,800円、GeForce GTX 980採用の「MDV-GX9541X2-SH」は同269,800円となる。

　最上位の「MDV-GX9541X2-M32-SH」の仕様は、Core i7-5960X Extreme Edition(3GHz)、メモリ32GB、GeForce GTX 980、SSD 1.2TB+HDD 2TBで、そのほかの搭載パーツとOSは前述の2機種と同じ。価格は同469,800円になる。

　インターフェイスは3機種ともほぼ共通で、USB 3.0×10、USB 2.0×2、PS/2×2、DisplayPort×3、DVI-I×1、Gigabit Ethernet、SDカード/メモリースティック/xD-Picture Cardスロット、音声入出力などを装備。拡張スロット構成は、PCI Express x16×2(空きなし)、PCI Express x8×2、PCI Express x1×2(1基占有済み)となる。

　本体サイズは190×490×410mm(幅×奥行き×高さ)、重量は非公開。付属品として、USBキーボードとUSBマウスを同梱する。