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Marvell、同一の8コアを搭載するスマホ/タブレット向けSoC

 米Marvellは17日(現地時間)、ARMのCortex-A53を8コア搭載するSoC「ARMADA PXA1936」を発表した。搭載端末の発売は2015年を見込んでいる。

 オクタコア(8コア)プロセッサは、高性能な4コアと省電力は4コアを組み合わせたbig.LITTLE構成を取る製品が多いが、本SoCは64bit対応の省電力コアであるCortex-A53を8コア搭載する。動作クロックは最大1.5GHz。

 SoC上には、TD-LTE、 FDD-LTE、 TD-SCDMA、 WCDMA、GSMに対応する5モードモデムも統合。1,300~1,600万画素に対応する画像処理プロセッサの搭載や、1080p動画のエンコード/デコードへの対応も特徴。

 このほか、動作クロック1.2GHzのCortex-A53クアッドコアSoC「Mobile PXA1908」も発表されている。

Marvell「ARMADA PXA1936」のシステム構成例

(多和田 新也)