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BAPCo、ノートPC向けベンチマーク最新版「MobileMark 2014」

「MobileMark 2014」

 Intel、Microsoftらが参画する非営利のベンチマークプログラム制作団体であるBAPCoは28日(米国時間)、ノートPC向けベンチマークソフト「MobileMark」シリーズの最新版となる「MobileMark 2014」を発表した。価格は895ドルから。

 MobileMarkは実際のアプリケーションを動作させる性能とバッテリ駆動時間を測定できるベンチマークソフト。新バージョンではプログラムサイズを従来バージョン(MobileMark 2012)から30%削減し、インストールを高速化。GUIも刷新する。

 さらに初期設定ツールも第3世代へアップデートする。MobileMarkシリーズはセットアップ時や実行中のエラーが発生しやすい傾向にあるが、新しいセットアップツールはこうしたエラーを“劇的に”改善するという。

 対応OSはWindows 7/8/8.1。Connected Standby(InstantGo)にも対応する。利用されるアプリケーションは以下の通りで、MobileMark 2012からAdobe CSやOfficeが最新版へ更新されたほか、3DモデリングツールのSketchup Proが新たに採用されている。WebブラウザはFirefoxからChromeへ変更されている。

  • Adobe Acrobat Pro XI
  • Adobe Photoshop CS6 Extended
  • Adobe Premiere Pro CS6 (On 64-bit Operating Systems)
  • Adobe Premiere Pro CS4 (On 32-bit Operating Systems)
  • Google Chrome 32.0
  • Microsoft Excel 2013
  • Microsoft OneNote 2013
  • Microsoft Outlook 2013
  • Microsoft PowerPoint 2013
  • Microsoft Word 2013
  • Trimble SketchUp Pro 2013
  • WinZip Pro 17.5
  • WinZip Command Line 3.2

(多和田 新也)