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NEXX、手書きデータを読みやすく自動レイアウトするデジタルペン

 株式会社NEXXは9日、手書きした文字や図形などをデジタルデータとして取り込めるデジタルペン「MyInk」を発売した。価格は18,300円(税別)。

 ノートの上部にレシーバを取り付けて、筆跡を検知してデジタルデータとする方式のデジタルペン。データはUSBまたはBluetooth経由で取り出す。対応OSはWindows 7以降またはiOS 5以降。

 専用アプリの「WorldNote」を利用して手書きしたデータは、文字、図形、表などを自動的に認識。文字はOCRにかけることでテキストデータとすることで検索が行なえるようになる。認識可能な言語は日本語、英語、中国語(繁体/簡体/香港)。候補として表示される10個の文字の中から選択していくだけで正誤修正が行なえる機能も備える。筆跡のクセを記憶することで、正誤補正を行なうたびに精度が高まると言う。

 図形は直線や矩形/円形なども見栄えよく修正。表はデータと直線を組み合わせたものへ整形する。また、文章を書いたときは、左端位置の整列や、右肩上がりなどの傾きも補正される。

 データはPDF、JPEG、Word、TXTデータなどで出力が可能。Dropboxへのアップロードやメール送信にも対応する。

 本体サイズ/重量は、ペンが12×145.5mm(直径×高さ)/17.7g、レシーバが74×27.68×11.3mm(同)/27g。レシーバにはリチウムポリマーバッテリを内蔵する。

認識したテキストの正誤修正
文章の傾きや左揃えの自動レイアウト機能
文字、図形を自動的に認識しデジタルデータ化する

(多和田 新也)