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SanDisk、X3 NANDフラッシュ採用の低価格SSD

Ultra II SSD

 米SanDiskは19日(現地時間)、X3 NANDフラッシュ技術を採用した低価格SSD「Ultra II SSD」を発表した。

 容量ラインナップおよび米国での推奨小売価格は、120GBモデルが79.99ドル、240GBモデルが114.99ドル、480GBモデルが219.99ドル、960GBモデルが429.99ドル。製品情報ページでは日本向けの型番も用意されており、日本でも近日中に発売すると見られる。

 1セルあたり3bitを書き込むX3 NANDフラッシュ技術(TLC)を採用し、低価格化を実現したモデル。一般的なHDDと比較して、性能が28倍向上し、バッテリ駆動時間が15%延長できるとしている。最大転送速度はリード550MB/sec、ライト500MB/secを謳う。独自のnCache 2.0技術を採用し、転送速度と信頼性を向上させた。

 独自ソフトウェア「enhanced SanDisk SSD Dashboard」を利用することで、ドライブの性能表示や、TRIMコマンド発行の手動スケジュール、ファームウェアアップデートなどを行なうことができる。また、17言語によるライブチャット/Eメールサポートを受けられる。

 加えて、Apricornの「EZ GIG IV」によるクローン機能、トレンドマイクロによるアンチウイルス、Absolute Softwareの「LoJack」による盗難防止機能を搭載する。

 インターフェイスはSATA 6Gbps。本体サイズは69.85×100.5×7mm(幅×奥行き×高さ)。MTBFは175万時間、耐衝撃性は1,500G。

(劉 尭)