ニュース
マイクロソフト、「Office搭載パソコン乗り換えサポート窓口」を開設
~Windows XPユーザーの移行を支援
(2014/3/3 16:41)
日本マイクロソフト株式会社は、4月9日に控えているWindows XPのサポート終了に向け、最新のWindows 8.1/Office 2013搭載PCへの移行を検討している個人ユーザー向けの「Office搭載パソコン乗り換えサポート窓口」を3月3日~5月31日の期間限定で開設する。
各PCメーカーが展開しているサポートに加えて、さらにユーザーを手助けする目的で開設される窓口。古いWindows XP/Office 2003搭載PCから、Windows 8.1/Office 2013を搭載する新しいPCへの移行方法などについて案内する。サポートを受ける際にはOffice 2013のプロダクトキーが必要になるが、期間内であれば何度でも電話で無償サポートが受けられる。
同時に、Windows XPからWindows 8.1のデータ移行の方法を、スクリーンショット付きで分かりやすく説明した特設サイトをオープンした。
3日に都内で開かれた記者説明会で、同社執行役 コンシューマー&パートナーグループ オフィスプレインストール事業統括本部長の宗像淳氏は、「この施策はPCメーカーのサポート窓口に置き換わるものではなく、プラスアルファという形でユーザーの移行のお手伝いをさせて頂く。これまで我々のパッケージ製品にはインシデント制(案件数ベース)のサポートが付随していたが、今回のサポートではその制限を取り払い、ユーザーを支援する」とした。
なお、サポート体制については「十分な数の人員を確保しており、お待たせすることなく対応できるようにする」という。また、はがきソフトのデータ移行や、サードパーティ製の移行ソフトウェアの利用などについても「我々ができる限りの範囲でサポートする」という。
店頭では、乗り換えサポートページおよびサポート窓口への案内をチラシで配布するほか、引き続き東進ハイスクール 現代文講師の林修氏を起用した買い替え訴求を行なう。また、3月8日から4月6日まで、広島、千葉、兵庫、大阪、埼玉の5カ所で「Windows体験イベント」を実施し、Windows XP移行相談コンシェルジュを配置する。
さらに、2月28日~4月20日まで、Office搭載製品を購入したユーザー向けの「Office春のチャレンジキャンペーン」を実施し、「マイクロソフト オフィス スペシャリスト 2013」受験の1,000円割引クーポンを提供。抽選で10名に同試験対策講座(7万円相当)、80名に同受験の無償チケット(1万円相当)、そのほか10名にグッズをプレゼント。マーケティングとしては、Office 2013の多様なテンプレートなどで新Officeの魅力をアピールしていく。