ニュース

NEC-AT、Bluetooth/11ac対応で24時間駆動が可能なLTEモバイルルーター

~ソフトウェアアップデートでSIMロックフリー化を予定

「AtermMR03LN」
2月1日 発売

価格:オープンプライス

タッチパネルのカラータイル

 NECアクセステクニカ株式会社は、BluetoothテザリングやIEEE 802.11ac対応無線LANを備えるLTE対応のモバイルルーター「AtermMR03LN」を2月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は30,000円弱の見込み(SIMカードを含まない)。

 NTTドコモが提供するクアッドバンドLTE(2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz帯、下り最大150Mbps)に対応するモバイルルーター。「BIGLOBE LTE・3G」、「@nifty do LTE」、「ぷららモバイルLTE」など、MVNOから提供されるSIMカード(Micro SIM)と組み合わせて利用できる。また、イオンリテールでは日本通信、IIJ、NECビッグローブのSIMカードと組み合わせたセット購入が可能で、1月25日から予約を受け付けるという。

 今後、ソフトウェアのアップデートによるSIMロックフリー化を予定しており、1.7GHz帯を利用するイー・モバイルのLTE/3Gなど、ほかのキャリアにも対応する見込み。

 また、公衆無線LANのブリッジも可能で、優先接続先を指定してのLTE/3G回線と公衆無線LANを自動的に切り替えて利用できる。

 クライアント側はIEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN(最大433Mbps)、Blueototh 4.0を搭載。オプションのクレードル(店頭予想価格3,000円弱)を利用することで、Gigabit Ethernetの利用も可能。

 LTE対応ルーターとしては業界初になるというBluetoothテザリング(最大3Mbps)をサポートしており、LTE/3G回線利用時に最大約24時間の駆動が可能。無線LAN利用時のバッテリ駆動時間は約12時間。充電はMicro USBまたはクレードル経由で行なう。

 このほか、2.4型/240×320ドットのタッチパネルを搭載しており、状態表示や設定などを行なえる。タッチパネルは6色から選べるタイル状のUIを採用している。

 本体サイズは約64×111×11mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約105g。

内蔵のバッテリ(3.8V/2,300mAh)
オプションのクレードル

(多和田 新也)