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ASRock、ゲーミング向けNIC「Killer E2200」搭載のAMDマザー

~990FXモデルは10Gbps転送対応の次世代SSDスロット「M.2」も搭載

990FX Killer
12月12日(現地時間) 発表

FM2A88X+ Killer

 台湾ASRockは12日(現地時間)、AMDプラットフォームのゲーミング向けマザーボード「990FX Killer」、「FM2A88X+ Killer」を発表した。

 両モデルともにQualcomm Atheros製ゲーミング向けNIC「Killer E2200」を搭載。ネットワークゲームにおけるレイテンシを削減するという。990FX Killer独自機能として、PCI Express 2.0 x2/SATA 6Gbps両対応のM.2コネクタを搭載。PCI Express接続時は10Gbpsの転送速度をサポートし、次世代の高速SSDを利用できる。

 機能面では、どのキーボードでもマクロを再現できる「Macro Key」機能、ホットキー押下時にマウスのDPIを減少させて移動精度を高める「Sniper Key」機能、音源回路を独立させ、TI「NE5532」オペアンプを搭載した「Purity Sound」などを備える。

 990FX Killerは、チップセットに990FX+SB950を搭載。8+2フェーズのデジタル電源を採用し、ソケットはSocket AM3+。メモリはDDR3×4で、速度は最大DDR3-2450(オーバークロック)に対応。拡張スロットはPCI Express x16(2.0)×3、同x1×2、M.2×1。ストレージインターフェイスはSATA 6Gbps×5。

 バックパネルインターフェイスは、USB 3.0×4、USB 2.0×6、eSATA 6Gbps、Gigabit Ethernet、PS/2×2、音声入出力などを備える。

 FM2A88X+ Killerは、チップセットにA88Xを搭載。4+2フェーズのデジタル電源を採用し、ソケットはSocket FM2。メモリはDDR3×4で、速度は最大DDR3-2600以上(オーバークロック)に対応。拡張スロットはPCI Express x16(2.0)×2(うち1基はx4動作)、同x1×2、PCI×3。ストレージインターフェイスはSATA 6Gbps×8。

 バックパネルインターフェイスは、USB 3.0×4、USB 2.0×4、ミニD-Sub15ピン、DVI-D、HDMI出力、Gigabit Ethernet、PS/2、音声入出力、CMOSクリアスイッチを備える。

(劉 尭)