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シャープ、ノートPC向けの15.6型4K2K IGZO液晶をサンプル出荷

サンプル出荷中

 シャープ株式会社は、ノートPC向けとしては初めて3,840×2,160ドット(4K2K)表示に対応したIGZO液晶パネルのサンプル出荷を開始したと発表した。2014年2月より量産する予定。

 薄膜トランジスタの小型化と光の透過率を向上させるIGZO技術を採用した液晶パネルで、ノートPCとしては初めて4K2K解像度を実現。密度は282ppiに達する。現在量産中の15.6型パネルは3,200×1,800ドット(WQHD+)までだった(235ppi)。

 光の透過率を高めることで低消費電力化も実現し、静止画表示時は高い省電力効果が得られる。また、ペン入力やタッチへの対応も可能。

 本パネルは10月1日~5日に幕張メッセで開かれるCEATEC JAPAN 2013のシャープブースにて展示される。

(劉 尭)