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ダイヤテック、米Unicompのバックリングスプリング式キーボードの取り扱いを開始
~IBM Model Mの流れを汲む4シリーズ8製品を発売
(2013/3/15 13:34)
ダイヤテック株式会社は、米Unicompの国内正規代理店となったことを発表。バックリングスプリング式キーボード4シリーズ8製品を同社直販サイトで3月18日に発売する。
Unicompは、米IBMのキーボード部門のスタッフが米Lexmarkなどを経て興した企業。IBM Model Mキーボードで採用されたバックリングスプリング式のキーボードを今なお製造している。バックリングスプリング式は、スイッチ自体はメンブレンを用いるものの、各キーを屈曲したスプリングで支える構造。キーを押すと、あるタイミングでスプリングが折れて反発が弱まりキーがスイッチする。スプリングの押下圧とはっきりした入力時の反応という独特の打鍵感を持つことから、根強いファンがいる。
ダイヤテックが取り扱う製品は、そのバックリングスプリング式のUSB接続キーボード。配列は全て英語104キー。キーピッチは19mm。
ただし、古い金型を使ってキーキャップを製造しているため、バリやヒケが残っていることがあるとするほか、キーキャップの傾き、色のばらつきなどがある点を購入前の注意として提示している。
発売されるのは、IBM Model Mと同じ大型タイプの「Classic」、スリム形状の「Ultra Classic」、Ultra ClassicをベースとしたMac向けモデル「Spacesaver M」、Ultra Classicをベースにトラックポイントを内蔵した「EnduraPro」の4シリーズ。各シリーズにホワイトとブラックの2色がラインナップされる。
Classicシリーズは、オリジナルのIBM Model Mキーボードのように奥行き方向が長い製品で、本体サイズは490×210×43~57mm(幅×奥行き×高さ)。重量は1.85kg。ケーブル長は約185cm。直販価格は11,800円。
Ultra Classicは、Classicよりも一回り小さく、455×180×43~55mm(同)のサイズ。重量は1.6kg。ケーブル長は約190cm。直販価格は11,800円。
Spacesaver Mは、Ultra ClassicをベースにOptionキーなどを備えたMac用モデル。本体サイズ、重量はUltra Classicと同じく、455×180×43~55mm(同)、1.6kg。ケーブル長は約195cm。直販価格は13,480円。
EnduraProはUltra Classicにトラックポイントを搭載したモデル。本体サイズ、重量はUltra Classicと同じで、455×180×43~55mm(同)、1.6kg。ケーブル長は約190cm。交換用のポインタが3個付属する。直販価格は13,980円。Macモデルは用意されていない。