日立GST、Intel製25nm MLC NAND採用企業向けSAS SSD

「Ultrastar SSD400M」

8月9日(米国時間)発表



 日立グローバルストレージテクノロジーズ(日立GST)は米国時間の9日、Intel製25nmプロセスのMLC NANDフラッシュを採用した企業向け2.5インチSSD「Ultrastar SSD400M」を発表した。現在サンプル出荷中で、9月より量産出荷開始する。

 従来のUltrastar SLCモデルと同じ企業用途を想定したMLCモデル。データ保護機能、エラー訂正機能のほか、Enterprise A Security Subsystem仕様に対応した暗号化機能を搭載し、信頼性とセキュリティ性を高めた。平均故障間隔は200万時間で、保証期間は5年。

 容量は200GBと400GB。インターフェイスはSAS 6Gbps。最大連続読み込み速度は495MB/sec、最大連続書き込み速度は385MB/sec。ランダム読み込みIOPSは56,000、ランダム書き込みIOPSは24,000。

 本体サイズは70.1×100.6×15mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約187g。消費電力は動作時5.5W/アイドル時1.7W。

(2011年 8月 9日)

[Reported by 若杉 紀彦]