日本ギガバイト、Fusion APU対応のAMD A75マザー4モデル

GA-A75-UD4H

6月27日より順次発売
価格:オープンプライス



 日本ギガバイト株式会社は、AMD AシリーズのFusion APUに対応したマザーボード4モデルを6月27日より順次発売する。価格はオープンプライス。

 チップセットにAMD A75、ソケットにSocket FM1を搭載し、CPUとGPUを1チップに統合したメインストリーム向けのFusion APU「AMD A」シリーズに対応。チップセットにUSB 3.0やSATA 6Gbpsコントローラを内包している。

 いずれも、独自の規格「Super4」に準拠。Super4は、BIOSチップを2重化することで安全性を高めたDualBIOSや、USBポート1基につき1つのヒューズの実装、5万時間の長寿命固体コンデンサによる「SUPER SAFE」、3倍のUSB給電、と電源OFF時でもデバイスへ充電できるOn/Offチャージ機能による「SUPER SPEED」、低内部抵抗MOSFET/低発熱/高い電力効率による「SUPER SAVING」、108dBのS/N比を実現したHDオーディオ再生「SUPER SOUND」からなる。

 「GA-A75-UD4H」はATXフォームファクタの製品。店頭予想価格は14,000円前後の見込み。8+2フェーズの電源や2オンス銅層PCB、合計8基のUSB 3.0(うち4基はピンヘッダ)が特徴。メモリスロットは4基、拡張スロットはPCI Express x16×2(x16×1またはx8×2動作、CrossFire X対応)、PCI Express x1×3、PCI×2。

 ストレージインターフェイスはSATA 6Gbps×5、eSATA 6Gbps×1。バックパネルインターフェイスはUSB 2.0×8、IEEE 1394、DisplayPort、HDMI、Dual Link対応DVI、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet、音声入出力などを備える。

 「GA-A75-D3H」はUD4Hの下位モデルで、店頭予想価格は12,000円前後の見込み。UD4Hから2オンス銅層PCBやDisplay Port、IEEE 1394を省いて、電源を4+1フェーズ、USB 3.0ピンヘッダを1基減らすなど低価格化した。CrossFire Xも非対応となっている。UD4HからPCI Express x1のうち1基はPCIに変更している。

 「GA-A75M-UD2H」はmicroATXフォームファクタの製品。店頭予想価格は12,000円前後の見込み。2オンス銅層PCB、IEEE 1394、DisplayPortの搭載などはUD4H譲りとなっている。電源は4+1フェーズ。拡張スロットはPCI Express x16×2(うち1基はx16動作、1基はx4動作)、PCI Express x1×1、PCI×1。

 バックパネルインターフェイスは、USB 3.0×2、USB 2.0×4、IEEE 1394、DisplayPort、HDMI、Dual Link対応DVI、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet、音声入出力などを備える。

 「GA-A75M-D2H」は、UD2Hの下位モデル。店頭予想価格は1万円前後の見込み。UD2Hから2オンス銅層PCBやIEEE 1394、eSATA、DisplayPortを省いた構成となっている。

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(2011年 6月 27日)

[Reported by 劉 尭]