株式会社エーピーシー・ジャパンは、拡張バッテリ対応のバックアップ用無停電電源装置(UPS)2機種を6月末に各6,000台限定で発売する。
価格は、雷サージ保護対応の「RS XL 500」が5万円、正弦波出力対応の「Smart-UPS XL 500」が77,700円。
RS XL 500は、バックアップコンセントを5基(うち1基がマスタ連動)、雷サージ保護のみコンセントを5基(うち3基がマスタ連動)、雷サージ保護対応のADSL/ISDN/Ethernet/アナログ回線/同軸ケーブルコネクタを備えたUPS。バックアップ容量は500VAで、最大出力容量は500W。
最大8個までの拡張バッテリパックを取り付けられ、バックアップ時間は100W消費の場合、拡張バッテリパック無接続状態で67分間で、拡張バッテリパックを8個取り付けた状態で最大1,438分のバックアップが可能となる。拡張バッテリパックは1個26,000円。
このほか、不安定な電源環境でも自動的に電圧値を調整する自動電圧調整(AVR)機能や、消費電力、駆動時間、充電レベル、バッテリ交換タイミングなどを把握できるLCDを搭載する。
Smart-UPS XL 500 |
Smart-UPS XL 500は、正弦波出力に対応することで、蛍光灯や扇風機などを接続できるようにしたモデル。出力コンセントは8基。バックアップ容量は500VAで、最大出力容量は500W。
長時間バックアップのために、拡張バッテリパックを最大10個まで接続でき、ホットスワップにも対応。バックアップ時間は100W消費の場合、拡張バッテリパック無接続状態で155分、拡張バッテリパックを10個取り付けた状態で最大4,982分となる。拡張バッテリパックは1個54,200円。
このほかAVR機能に加えて、自動シャットダウン機能を備える。
(2011年 6月 16日)
[Reported by 劉 尭]