富士通、地震の影響でデスクトップPCを島根で製造中

富士通アイソテック

3月23日 発表



 富士通株式会社は23日、東北地方太平洋沖地震によるグループの製造工場への影響を公開。デスクトップPCを島根で製造していることが明らかになった。

島根富士通

 富士通の個人向けPC製造は、デスクトップを福島県伊達市の富士通アイソテック、ノートPCを島根県簸川郡斐川町の島根富士通が担当している。今回の震災により、富士通アイソテックの本社工場が操業を停止していたが、3月22日よりプリンタの製造/出荷、3月23日よりサーバーの製造を再開。デスクトップPCについては、3月23日より島根富士通で製造を開始した。

 このほか、富士通セミコンダクター、富士通インテグレーテッドマイクロテクノロジの、福島県、宮城県、岩手県の半導体製造が影響を受けた。富士通本社の栃木県の2つの工場は、那須工場が計画停電を避けながら操業中、小山工場は通常操業している。

(2011年 3月 24日)

[Reported by 山田 幸治]