デル株式会社は、教育機関向けのネットブック新モデル「Latitude 2120」を発売した。

　教育機関向けとして2009年に投入した「Latitude 2100」、2010年に投入した「Latitude 2110」の後継モデル。初代モデルからの小型軽量性、耐久性、持ちやすいラバーデザイン、液体が侵入しない底面に開口部がない構造などを継続する。また、キートップが外れにくい高耐久抗菌キーボードを採用した。

　BTOに対応し各種カスタマイズが可能で、CPUはAtom N455(1.66GHz/ビデオ機能内蔵)またはN550(2GHz/ビデオ機能内蔵)、メモリは1GBまたは2GB、HDDは250GB(5,400rpm)または320GB(7,200rpm)、液晶は1,024×600ドット(WSVGA)表示対応10.1型ワイドまたはマルチタッチ対応1,366×768ドット表示対応10.1型ワイド、OSはUbuntuやWindows Vista Home Basic、Windows 7 Starter/Home Premiumを選択できる。

　共通仕様として、チップセットにIntel NM10 Expressを搭載。インターフェイスは、3in1カードリーダ、USB 2.0×3、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 3.0、ミニD-Sub15ピン、音声入出力などを備える。Webカメラはオプション。

　本体サイズは265×187×22.5～39.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.31kg(3セルバッテリ搭載時)。本体色は黒と青の2種類が用意される。最小構成価格は58,800円から。