Intel、2010年度決算は過去最高の業績

1月13日(現地時間)発表



 米Intelは13日(現地時間)、2010年度第4四半期および通期の決算を発表した。

 これによると第4四半期の売上高は前年同期比3%増の115億ドル、営業利益は同5%増の43億ドル、純利益は同15%増の34億ドル、1株当たり利益は同13%増の59セント。通年では、売上高は前年比24%増の436億ドル、営業利益は同179%の159億ドル、純利益は同167%増のの117億ドル、1株当たり利益は同166%増の2ドル5セントとなった。

 通年の売上を事業別に見ると、PCクライアント事業部は21%、データセンター事業部は35%、IA事業本部その他の売上は27%増加。また、Atomと関連チップセットの売上は8%増加した。

 通年での売上高、営業利益、純利益、1株当たり利益はいずれも過去最高。粗利益率は10ポイント上昇し、66%となった。同社社長兼最高経営責任者(CEO)のポール・オッテリーニ氏は、「2011年はさらに良い年になると確信しています」と述べている。

(2011年 1月 14日)

[Reported by 若杉 紀彦]