オンキヨー、Sandy Bridge搭載デスクトップPC
~独自開発スピーカー搭載の23.6型液晶も

S721A9B/23W3

1月22日より順次発売

価格:オープンプライス



 オンキヨー株式会社は、デスクトップPCの2011年春モデルとして、スリムデスクトップの「S7」シリーズ、「S5」シリーズを1月22日より順次発売する。価格はオープンプライス。

 店頭モデルは、上位2モデルにIntelの第2世代Coreプロセッサー・ファミリーを搭載するほか、独自開発スピーカーを内蔵する23.6型ワイド液晶が付属。下位の2モデルはマイナーチェンジ。

 最上位の「S721A9B/23W3」は、Core i7-2600(3.40GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 2TB、Intel H67 Expressチップセット、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 7 Home Premium(64bit)、Office Personal 2010を搭載。23型ワイド液晶が付属し、店頭予想価格は169,800円前後の見込み。発売は2月上旬。

 上位の「S721A7B/23W3」は、上記からCPUをCore i5-2400(3.10GHz、ビデオ機能内蔵)、HDDを1.5TBに変更し、店頭予想価格は149,800円前後の見込み。

付属の23.6型ワイド液晶ディスプレイ

 付属の液晶ディスプレイは、LEDバックライトを採用する1,920×1,080ドット(フルHD)表示対応の23.6型ワイド。パネルは非光沢。PCとのセットのほか、2月上旬より「LB23JW-02S」が単体販売される。店頭予想価格は32,800円前後の見込み。

 独自開発のスリムスピーカーユニットを搭載。歪みを低減するという「蝶ダンパー」、2つのネオジウムマグネットによる力強いボーカル再生、マイカ(雲母)を配合した振動板、筐体への振動を抑えるゴムブッシング、聴きやすさを追求したという7度の取り付け角度といった特長を持つ。出力は1.7W+1.7W。

 そのほかの仕様は、表示色数約1,677万色、応答速度2ms、コントラスト比1,000:1、輝度300cd/平方m。インターフェイスはDVI-D、ミニD-Sub15ピン、HDMIを備える。本体サイズは564×220×414mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.5kg。

 このほか、下位モデルとしてCore i3-550(3.20GHz)搭載の「S720A4/18W1」、Celeron E3400(2.60GHz)搭載の「S517A1/18W1」が用意される。18.5型ワイド液晶が付属し、店頭予想価格は順に89,800円前後、69,800円前後の見込み。

S720A4/18W1S517A1/18W1

●直販モデル

 直販の2011年春モデルは、ミニタワー「DT6200」、スリムデスクトップ「DS721」を1月12日より受注開始、2月上旬より順次出荷開始する。

 チップセットはいずれもIntel H67 Express。CPUカスタマイズはCore i5-2300(2.80GHz)/2400(3.10GHz)/2500(3.30GHz)、Core i7-2600(3.40GHz)が用意される。

 このほか、メモリやHDD/SSD容量、光学ドライブ、ビデオカード、サウンドカード、OS、Office、液晶ディスプレイなどを選択できる。

 DT6200の最小構成は、Core i5-2300、メモリ4GB、HDD 500GB、GeForce GTS 450(1GB)ビデオカード、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 7 Home Premium(64bit)を搭載し、価格は96,800円。

 DS721の最小構成は、Core i5-2300(ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 500GB、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 7 Home Premium(64bit)を搭載し、価格は86,800円。

DT6200DS721

(2011年 1月 12日)

[Reported by 山田 幸治]