米NVIDIAは1日(現地時間)、ビジネス用マルチディスプレイ向けビデオカード「NVS 300」を発表した。国内ではエルザ・ジャパンが販売を担当し、価格は16,800円。
低消費電力と複数枚差しによる多画面での利用を訴求した製品。最大消費電力は、既存の「NVS 295」より5.5W低い17.5W。カード上の出力端子は1つだが、変換ケーブルを使うことで、DisplayPort/DVI/ミニD-Sub15ピンいずれかを2系統出力できる。また、4枚差しにより8画面での利用が可能。
多画面利用時は、独自のMosaic Technology 2とnViewデスクトップ管理ソフトを利用することで、タスクバーやアプリケーションを全画面に対してシームレスに広げることができる(Mosaic Technology 2はWindows 7のみ対応)。
SP数は16基で、DirectX 10.1、OpenGL 3.3に対応。メモリは64bit接続のDDR3を512MB搭載。インターフェイスはPCI Express x16とx1の2種類が用意。ヒートシンクはファンレス。
(2010年 12月 2日)
[Reported by 若杉 紀彦]