Microsoftのレイ・オジー CSAが辞任

レイ・オジー氏

10月18日(現地時間) 発表



 米Microsoftは18日、CSA(チーフソフトウェアアーキテクト)であるレイ・オジー氏が辞任の意向を示したと発表した。

 これはスティーブ・バルマーCEOが全社員へのメールで明らかにしたもの。オジー氏は、テクノロジ戦略や製品アーキテクチャ全体の指揮を執るとともに、次世代ソフトウェア サービス プラットフォームの開発を監督していた。

 オジー氏はイリノイ大学出身。Lotus Notesの発案者であり、Lotus SymphonyやSoftware ArtsのTK!SolrvaおよびVisiCalcの開発にも貢献した。

 Microsoftでは、主にクラウド向けのWindows Azureや、WebベースのWindows Live、Office、SharePointなどの開発に携わった。

 オジー氏は現在のチームプロジェクトが終了するまで会社に留まるとしており、より広いエンターテインメント分野に注力する。辞任後のプランはまだ決まっていない。

(2010年 10月 19日)

[Reported by 劉 尭]