米NVIDIAは11日(現地時間)、メインストリーム向けGPU「GeForce GT 430」を発表した。国内での実勢価格は7,000~8,000円前後。
DirectX 11に対応するFermiアーキテクチャベースのGPUとして最下位に位置づけられるGPU。3D性能も従来のGeForce GT 220と比べ5割程度向上しているが、どちらかというと3D立体視を含むBDビデオの視聴や、写真編集などマルチメディア向けの製品。
CUDAコア数は96基、テクスチャユニット数は16基、ROP数は4基で、グラフィッククロックは700MHz、シェーダクロックは1,400MHz。メモリは128bit接続のDDR3を1GB搭載可能で、クロックは1,800MHz。
プロセスユニットは40nm、TDPは49ワット。電源コネクタは装備しない。リファレンスのカード厚は2スロットだが、カードメーカーからは1スロットタイプも即時投入される。ディスプレイインターフェイスはDVI-I、HDMI、ミニD-Sub15ピン。
コアのブロックダイヤグラム |
GeForce GT 220との3DMark Vantageの比較 |
(2010年 10月 12日)
[Reported by 若杉 紀彦]