ソニーは6月30日、ノートPC「VAIO F」シリーズ、「VAIO C」シリーズの2010年1月発売モデル(春モデル)とそのVAIOオーナーメードモデルの一部で、過剰発熱する場合があると発表した。該当製品のユーザーへアップデートを呼びかけている。
この不具合は、温度管理機能の制御に不備な部分があり、使用状況によって過剰発熱する場合があり、外装が変形したり、熱傷を負う恐れがある。最新のBIOSに更新することで修正できるという。
最新BIOSは、「VAIO Update」機能、もしくは、サポートサイトからダウンロードできる。VAIO Updateを有効にしている場合は、6月30日以降にインターネットに接続した時点で、自動的にアップデートされる。専用窓口からソニーへアップデートを申し込むことも可能。
VPCCW29FJ/W |
該当の型番は、VAIO Fシリーズが「VPCF119FJ/BI」、「VPCF118FJ/W」、「VPCF117FJ/W」、「VPCF11AFJ」、「VPCF11AGJ」、「VPCF11AHJ」、「VPCF11ZHJ」の7つ。VAIO Cシリーズが「VPCCW29FJ/W」、「VPCCW28FJ/P」、「VPCCW28FJ/R」、「VPCCW28FJ/W」、「VPCCW2AFJ」、「VPCCW2AHJ」の6つ。
該当のシリアル番号は専用ページで確認でき、該当する場合はアップデートプログラムの紹介ページが表示される。
(2010年 6月 30日)
[Reported by 山田 幸治]