プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、「シンプルシリーズ」の通信機器2機種を7月上旬より発売する。価格はすべてオープンプライス。

　「シンプルシリーズ」は、今ある環境に欲しい機能だけをプラスオンする、シンプルで無駄のないネットワーク増設を提案するとしており、低価格で使い方が簡単な機器類がラインナップされる。

　第一弾は、無線LANアクセスポイント「MZK-SA150N」と、無線LANコンバータ「GW-SC150N」の2製品。いずれも150MbpsのIEEE 802.11b/g/nと、WPSボタンによる容易なセットアップをサポートする。

　MZK-SA150Nはルーターと接続して利用できる無線アクセスポイント。オプションでUSBケーブルによる可動に対応する。有線LANのインターフェイスはEthernet。暗号化はWEP/WPA-PSK(TKIP/AES)/WPA2-PSK(TKIP/AES)に対応。また、マルチESSIDをサポートする。店頭予想価格は4,200円前後の見込み。

GW-SC150N

　GW-SC150Nは有線LANを無線LANに変換するコンバータ。標準でUSBバスパワー駆動用のケーブルが添付され、バスパワー駆動が可能。オプションでACアダプタによる駆動もサポートする。有線LANのインターフェイスはEthernet。店頭予想価格は3,990円前後の見込み。

　本体サイズは共通で約75×60×23mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約60g。

　同社はほぼ同じ筐体で、スイッチで切り替えることで、アクセスポイントとコンバータとしても利用できるルーター「MZK-MF150」を発売しており、今回の製品はその機能を限定したモデルとみられる。