富士通株式会社は、大画面ノートPCの夏モデルを6月17日より発売する。価格はオープンプライス。
2010年の夏モデルから国内コンシューマPCのブランド名を変更。法人および海外と同じ名称になり、デスクトップは「ESPRIMO」(エスプリモ)、ノートは「LIFEBOOK」(ライフブック)になる。
●LIFEBOOK NHシリーズ「LIFEBOOK NH」シリーズは、これまでの「BIBLO NW」シリーズにあたるフラグシップAVノートPC。「NH900/5AT」の1モデルが用意され、店頭予想価格は21万円前後の見込み。
新モデルはTVチューナがBS/110度CSにも対応し、3波になった。Webカメラに手をかざして操作できる「ジェスチャーコントロール機能」にも対応した。
主な仕様は、Core i5-450M(2.40GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 500GB、GeForce GT 335M(1GB)、Blu-ray Disc(BD)ドライブ、地上/BS/110度CSデジタルTVチューナ、1,920×1,080ドット(フルHD)表示対応18.4型ワイド液晶、480×272ドット表示対応タッチパネル式4型ワイド液晶、OSにWindows 7 Home Premium(32bit/64bit選択式)、Office Home & Business 2010を搭載。
インターフェイスはUSB 3.0、USB 2.0×3、IEEE 1394(4ピン)、eSATAポート、ExpressCard/54スロット、SDカード/メモリースティック対応スロット、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Gigabit Ethernet、指紋センサー、音声入出力などを備える。
バッテリ駆動時間は約2.3時間。本体サイズは452×315×43.3~51.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.5kg。リモコンが付属する。
●LIFEBOOK AHシリーズ「LIFEBOOK AH」シリーズは、従来の「BIBLO NF」シリーズ後継の主力ノートPC。本体色や用途別に多くのラインナップを用意する。
最上位の「AH700/5A」は、Core i5-450M、メモリ4GB、HDD 500GB、BDドライブ、1,366×768ドット表示対応15.6型ワイド液晶、Windows 7 Home Premium(同)、Office Home & Business 2010を搭載し、店頭予想価格は17万円強の見込み。本体色はブラック、ホワイト、ブルー、レッドの4色が用意される。
中位の「AH550/3AT」は、CPUをCore i3-350M(2.26GHz、ビデオ機能内蔵)に変更し、地デジチューナを追加。店頭予想価格は16万円強の見込み。
下位の「AH520/2A」は、Athlon II M340(2.20GHz)、メモリ2GB、HDD 320GB、AMD M880Gチップセット(ビデオ機能内蔵)、DVDスーパーマルチドライブ、1,366×768ドット表示対応15.6型ワイド液晶、Windows 7 Home Premium(同)、Office Personal 2010を搭載し、店頭予想価格は11万円強の見込み。
LIFEBOOK AH700/5A |
●LIFEBOOK LHシリーズ
「LIFEBOOK LH」シリーズは、これまでの「BIBLO S」シリーズを置き換える女性向けの製品。「LH700/3A」の1モデルが用意され、店頭予想価格は14万円強の見込み。本体色はピュアピンク、アーバンホワイトの2色。
スペックは春モデルを継承し、新たにOffice Home & Business 2010を搭載したほか、OSが64bitに対応した。
主な仕様は、Core i3-350M、メモリ4GB、HDD 500GB、DVDスーパーマルチドライブ、1,366×768ドット表示対応14型ワイド液晶、Windows 7 Home Premium(64bit)を搭載する。
LIFEBOOK LH700/3A |
(2010年 6月 9日)
[Reported by 山田 幸治]