日本HP、「Mini 110」にデザイナーズモデルを追加
~XPモデルとWindows 7モデルを設定

HP Mini 110 by studio tord boontje

10月上旬発売



液晶背面に立体的な表現が見られる

 日本ヒューレット・パッカード株式会社は、個人向けネットブック「Mini 110」のデザイナーズモデル「HP Mini 110 by studio tord boontje(トード・ボーンチェ)」を発表した。

 トード・ボーンチェは、'68年オランダ生まれのデザイナーで、2004年に英国デザインミュージアムのデザイナー・オブ・ザ・イヤーを獲得している。

 今回のモデルは、HPの表面加工技術Imprint 3D(インプリント・スリーディー)技術を使用し、複数の層による立体感のある形で、動植物が描かれている。

 本体には、専用にデザインされたPCケースが付属し、オリジナルデザインの壁紙とアイコンがインストールされる。

 studio tord boontjeには、3機種が用意される。

 10月9日より量販店で発売されるWindows XPモデルは、オープンプライスで実売価格は5万円前後。主な仕様は、Atom N280(1.66GHz)、1GBメモリ、160GB HDD、10.1型1,366×768ドット液晶、IEEE 802.11b/g無線LAN、Bluetooth Ver.2.1+EDRなど。

 10月下旬発売のWindows 7 Starter搭載の量販店用モデルは、HDDが250GBとなり、実売価格は6万円前後。

 hp直販サイトで販売されるWindows 7モデルは、同じWindows 7 Starter搭載ながら、液晶が10.1型1,024×600ドット(WSVGA)に、HDDが160GBとなる。直販価格は54,810円。

 ハードウェア仕様的には、Windows 7搭載の量販店向けモデルが最上位となる。

 なお、Windows 7 Starterは、壁紙が固定されているが、今回は壁紙を変える専用ソフトウェアが付属する。

(2009年 10月 6日)

[Reported by 伊達 浩二]