カシオ計算機株式会社は、英語の音声教材を充実させた高校生向け電子辞書「XD-SF4850」を28日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35,000円前後の見込み。

　高校生向けの「XD-SF4800」の英語教材コンテンツを充実させたモデル。従来機種の「キクタン【Entry】2000」に加えて、「同【Basic】4000」、「同【Advanced】6000」、「キクタンリーディング【Basic】4000」、「同【Advanced】6000」の4コンテンツを追加収録した。

　このほか、10万語のネイティブ発音、メインパネルと手書きパネルの2画面でタッチ操作できる「ツインタッチパネル」、タッチ操作で使用頻度の高い機能を呼び出せる「クイックパレット」、傾きなどを検出して画面の回転を行なえる「アクションセンサー」、耐落下/加圧/振動のボディ設計「タフコット」を採用する。

　収録コンテンツは、「広辞苑」、「明鏡国語辞典」など国語系9種類、「現代社会用語集」、「小川 日本史小辞典」など学習系45種類、「ジーニアス英和辞典」、「ロングマン現代英英辞典」など英語系8種類、そのほか、実務/情報系2種類、生活/実用系25種類、英会話/トラベル系31種類など、計120種類を収録する。

　液晶は480×320ドット表示対応5型バックライト付きモノクロ液晶。内蔵メモリは50MBで、microSDカードスロットを備える。電源は単4形電池×2で、駆動時間は連続放置で約130時間。

　本体色はホワイト、ネイビーブルー、ピンクの3種類が用意される。本体サイズは146×102×15.5～19.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約280g(電池込み)。

ネイビーブルー	ピンク