株式会社ロジクールは、ガラス面でも操作可能な無線レーザーマウス「Perfomance Mouse M950」、「Anywhere Mouse M905」、および無線キーボード「Wireless Keyboard K340」を発表した。2009年中の発売を予定しており、価格は未定。
M950は、無線マウスのラインナップでフラグシップとなるモデル。暗視野顕微鏡に使われる技術をマウスに応用することで、マウスが置かれたガラス表面に付着した微小な粒子やキズを検出。トラッキング性能が向上したことで4mm厚以上の透明なガラスの上でもマウス操作が可能という。
無線通信方式は2.4GHz帯を利用する独自の「Unifying」システムを新たに採用。同レシーバーでは最大6台までのデバイスを認識/記憶可能で、ほかの規格と比較して簡単にデバイスを追加できるという。現時点ではM950、M905、K340の3製品が対応する。
ボタン数は9ボタンで、チルトホイールを搭載。ホイールはスイッチ切り替えでスムーズに回転できる「Hyper-fast scrolling」タイプを採用。今回はチルト機構に圧力センサーを内蔵することで、横方向のスクロールが圧力に応じて速度が変わるようになった。
電池は単3型ニッケル水素充電池を採用。対応OSはWindows XP/Vista/7、およびMac OS X 10.4以降。
M905はモバイル向けの製品で、M950と同様に「Darkfield」や「Unifying」、「Hyper-fast scrollingホイール」などの技術を採用する。ボタン数は7個。電池は単3形乾電池×2だが、1本でも動作する。
K340は薄型コンパクトデザインの無線キーボードで、3年間の電池寿命を謳っている。暗号化された2.4GHz帯RF無線を採用する。
なお、スペックの詳細は製品発売時期が決まり次第改めてリリースするとしている。
Anywhere Mouse M905 | Wireless Keyboard K340 |
(2009年 8月 20日)
[Reported by 劉 尭]