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MSI、Windows 10搭載ゲーミングノート6機種

~4K対応やSteelSeriesキーボード採用モデルを用意

4K表示対応の15.6型ノート「GE62 2QF Apache Pro 4K」

 MSIは、Windows 10を搭載した13.3~17.3型のゲーミングノートPCを6機種発売した。価格はオープンプライス。

 今回発表されたのはGP/GE/GSの3シリーズで、販売店によってはBTOによるパーツのカスタマイズが可能となっている。各モデルの特徴は下記の通り。

GPシリーズ

「GP62 Leopard Pro」
「GP72 Leopard Pro」

 GPシリーズからは15.6型「GP62 Leopard Pro」と、17.3型「GP72 Leopard Pro」の2機種を発売。店頭予想価格は順に150,000円前後、160,000円前後の見込み。

 両モデルの違いはディスプレイのサイズのみで、SteelSeriesのキーボードや、ゲーミング向けLANコントローラとして有名なKillerシリーズ「Killer E2200」、3Dサウンドなどで音響効果を高める「Nahimic Audio Enhancer」を採用。CPUは4コア8スレッド動作のCore i7-5700HQを搭載し、外部GPUとしてGeForce GTX 950Mを実装している。

 両製品の主な仕様は、Core i7-5700HQ(2.7GHz、4コア)、メモリ8GB、HDD 1TB、GeForce GTX 950M、1,920×1,080ドット表示対応15.6/17.3型非光沢液晶、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 10 Homeを搭載。

 インターフェイスは、USB 3.0×3、USB 2.0×1、HDMI 1.4b出力、Gigabit Ethernet、SDカードスロット、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Webカメラ(720p対応)、音声入出力などを装備。

 本体サイズ/重量は、GP62が388×260×29.5~30.5mm(幅×奥行き×高さ)/重量2.3kg、GP72が419.9×287.8×29.5~33.5mm(同/重量2.6kg。バッテリは両製品とも6セルのリチウムイオン電池を搭載し、容量は5,500mAhとなる。

GEシリーズ

「GEシリーズ」

 ハイエンド向けのGEシリーズは、4K表示可能な15.6型の「GE62 2QF Apache Pro 4K」のほか、フルHD表示の15.6型「GE62 2QD Apache Pro」と「GE62 2QL Apache」の3機種をラインナップ。店頭予想価格は順に240,000円前後、190,000円前後、160,000円前後の見込み。

 全モデルとも共通の筐体を採用、搭載CPUもCore i7-5700HQで共通だが、GPUが異なっており、最上位のGE62 2QF Apache Pro 4KではGeForce GTX 970Mを、GE62 2QD Apache ProはGTX 960M、GE62 2QL ApacheはGTX 950Mを搭載する。

 また、ストレージの構成も異なり、最上位がSSD 256GB+HDD 1TB、中位はSSD 128GB+1TB HDD、回が1TB HDDのみとなる。なお、最上位モデルはMSI独自のSuper RAIDを採用、SSD 128GB×2を利用したストライピングによりリード/ライト速度の向上を図っている。

 そのほか、オーディオ機器メーカーのDynaudioによる、4スピーカー+1サブウーファーのサウンドシステムを搭載、GPシリーズと同じくSteelSeriesのキーボードとKiller E2200も実装する。

 最上位モデルのGE62 2QF Apache Pro 4Kの主な仕様は、Core i7-5700HQ、メモリ8GB、SSD 256GB+HDD 1TB、GeForce GTX 970M、3,840×2,160ドット表示対応15.6型非光沢液晶、DVDスーパーマルチドライブ、OSはWindows 10 Home。

 インターフェイスは、USB 3.0×3、USB 2.0×1、Mini DisplayPort、HDMI 1.4b出力、Gigabit Ethernet、SDカードスロット、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Webカメラ(720p対応)、音声入出力などを装備。

 本体サイズ/重量は3機種共通で、383×260×27mm(同)/重量2.4kg、バッテリは全製品6セルのリチウムイオン電池で、容量は5,500mAh。

GSシリーズ

「GS30 2M Shadow」

 GSシリーズは「GS30 2M Shadow」の1機種のみで、今回のラインナップの中では一番小型の13.3型ノートとなっており、フルHD表示をサポートする。

 GPUは外部GPUではなく、CPU内蔵の「HD Graphics 5600」を使用。Killer NICは非搭載で、代わりにQualcomm Atheros AR9161を搭載。サウンドはNahimic Audio Enhancerに対応している。

 主な仕様は、Core i7-5700HQ(ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、SSD 256GB(128GB×2のSuper RAID構成)、1,920×1,080ドット表示対応13.3型非光沢液晶、OSはWindows 10 Home。

 インターフェイスは、USB 3.0×2、Gigabit Ethernet、SDカードスロット、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Webカメラ(720p対応)、音声入出力などを装備。

 本体サイズ/重量は、320×227×19.8mm(同)/重量1.2kg、バッテリは4セルで容量は非公開。

(中村 真司)