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レノボ、2,048段階の筆圧検知対応タブレット「ThinkPad 10」

~Cherry Trail/Windows 10搭載

「ThinkPad 10」

 レノボ・ジャパン株式会社は、ビジネス向けWindows 10搭載タブレット「ThinkPad 10」4モデルを9月下旬より発売する。直販価格は75,000円から。

 既報の通り、ThinkPad 10は10.1型WUXGA(1,920×1,200ドット)IPS液晶を搭載したWindows 10搭載タブレット。ゴリラガラスを採用し、立った位置からの落下テストなど独自の堅牢性テスト基準のクリアを謳う。

 CPUにはAtom x7-Z8700(4コア、1.6GHz)を搭載。バッテリ駆動時間(JEITA 2.0準拠)10時間を実現し、モバイル使用の多いビジネスシーンに最適としている。セキュリティチップ(TPM)、セキュリティキーホールを備えセキュリティ面の強化を図っているほか、2,048段階の筆圧検知に対応した「ThinkPad Pen Pro」により、高精細なペン描画も可能。

 オプションの「ThinkPad 10ウルトラブック キーボード」と組み合わせれば、2-in-1デバイスとしても使用できる。

 OSエディション/メモリ/ストレージ容量の違い、指紋センサーの搭載、ペンの付属の有無で4モデルが用意され、「20E3001GJP」は2GB DDR3L、64GB eMMC、Windows 10 Home 64bit版を搭載したモデルで、直販価格(税別、以下同)は75,000円。「20E3001VJP」は20E3001GJPからメモリを4GB DDR3L、OSをWindows 10 Proに変更したモデルで、直販価格は86,000円。「20E30017JP」は20E3001VJPにThinkPad Pen Proを同梱したモデルで、直販価格は90,000円。「20E3000YJP」は20E30017JPからストレージを128GB eMMCに変更し指紋センサーを搭載したモデルで、直販価格は102,000円。

 インターフェイスは共通で、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、前面120万/背面500万画素カメラ、microSDカードリーダ、Micro HDMI出力、USB 3.0、マイク/ヘッドフォンコンボジャック、ドッキングコネクタを搭載。

 またオプションの「ThinkPad Tabletドック」に接続すれば、Gigabit Ethernet、HDMI出力、USB 3.0×3を追加できる。

 バッテリ充電時間は約2.3時間、駆動時間は10時間(JEITA 2.0)。サイズは約256.5×177×9.1mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約597g。

「ThinkPad Tabletドック」接続イメージ
「ThinkPad 10ウルトラブック キーボード」接続イメージ

(佐藤 岳大)