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Raspberry Piに取り付け可能なLTE通信モジュール

~購入者にはPythonライブラリも提供

Raspberry Pi 2 Model Bへの「LTEPi」取り付けイメージ

 Robotma.comは、4月16日から小型シングルボードコンピュータ「Raspberry Pi」に取り付け可能なLTE通信モジュール搭載拡張ボード「LTEPi」の受注を開始した。価格はオープンプライス。

 LTEPiは、Raspberry Pi B+ / Raspberry Pi 2 Model B向けのLTEモジュール搭載拡張ボード。KDDIのLTEネットワークに対応し、3G回線と比較して、遅延が小さく高速なデータ通信が可能で、コミュニケーションロボットへの搭載やM2M(Machine to Machine)プロトタイピング製作などに最適とする。

 LTEPiを利用するためのPythonライブラリの提供を行ない、LTE通信モジュールの設定や接続、GPS測位などを簡単に行なえるとしている。なお、LTEPiのLTE通信には「ろぼとま IoT/M2M SIM」の購入が必要となる。通信料は、データ量制限なし・128 kbpsプランが月1,000円前後、7GB/月・1GB/日・75 Mbpsのプランが月3,300円前後。

 発売記念として、「LTEPi スターターセット」を5月末日までに注文した先着100名に限り、販売価格を29,916円とし、4月末日までに同セットを注文した先着50名には「LTE 128Kフラット(インターネット接続あり)」が3ヵ月利用可能なクーポンがプレゼントされる。

(佐藤 岳大)