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Supermicro、Intel X99搭載のゲーミングマザーボード

~10Gbps転送のUSB 3.1に対応可能

C7X99-OCE-F

 Supermicroのホームページにて、Intel X99チップセットを搭載したゲーミング向けマザーボード「C7X99-OCE-F」、「C7X99-OCE」の製品情報が公開されている。

 両製品ともに同社初のX99マザーボードとなる。CPUソケットはLGA 2011-v3で、第4世代Core i7やXeon E5-2600 v3/E5-1600 v3シリーズをサポートする。C7X99-OCEは一般的なマザーボードだが、C7X99-OCE-Fはリモート管理のIPMIをサポートする。

 両機種ともに標準で8基のUSB 3.0ポートを備えているが(うち2基はヘッダーピン、6基はバックパネル)、このうち4基(ヘッダーピン×2、バックパネル×2)は10Gbpsの速度を実現するUSB 3.1にアップグレード可能となっている。ただしアップグレートはOEM向けのみとされている。

 C7Z97-OCEなどと同様、オンボードのオーバークロック用ボタンを備えており、別売りの5インチベイモジュール「OC Front Control Panel」を利用すれば、前面からオーバークロック操作が行なえる。またグラフィカルなUEFI BIOSも備えており、マウスによる操作で各種設定が可能。

 メモリスロットはDDR4×8基。拡張スロットはPCI Exress x16×4、同x1×2(x4形状)。Intel i210-ATによるデュアルGigabit Ethernetや、RealtekのALC1150による音声入出力に対応する。

 バックパネルインターフェイスは共通で、USB 3.0×6、Gigabit Ethernet×2、PS/2、音声入出力を備える。C7X99-OCE-FのみミニD-Sub15ピンをサポートする。

(劉 尭)