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NHKと東大、高画素化してもフレームレートが落ちない撮像デバイスを開発

〜読み出し回路を全画素の直下に3次元配置

 NHKと東京大学生産技術研究所は16日、高精細立体映像をターゲットとした高性能な3次元構造撮像デバイスを開発したと発表した。

 一般的な撮像回路は、画素が検出した光の信号を読み取る回路を画素の1列ごとに配列し、順次読み出しを行なう。そのため、画素数が増えると、1画面分の信号を読み込み終わるまでのフレームレートが低くなる。

 そこで両者は、画素の直下に各画素ごとの読み出し回路を配置するという3次元構造の撮像デバイスを開発した。これにより、1画面分の全画素の信号を1度で読み出せるようになり、画素数を上げてもフレームレートが下がることがない。

 立体撮影では、通常の倍以上の画素が必要となるため、高画素の撮影ではフレームレートが下がる問題があったが、今回のデバイスを利用することで、超多画素化と高フレームレート化を両立できる。

(若杉 紀彦)