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東芝、ワコム新技術採用のWindowsタブレットを19日発売

「dynabook Tab S90」、「dynabook Tab S80」

 株式会社東芝は、ワコムと共同開発した新しいペン技術「アクティブ静電結合方式」を採用するWindows 8.1タブレット「dynabook Tab S」シリーズ3機種を、12月19日に発売すると発表した。11月19日の発表時点では12月下旬発売予定としていた。

 ペン側にもコントローラを内蔵することで、タッチとペンを同じ静電容量方式のコントローラで制御しつつ、高い精度や2,048段階の筆圧検知に対応させた新技術を採用するタブレット。

 製品ラインナップと税別店頭予想価格は、10.1型液晶/キーボード付属の「dynabook Tab S90」(S90/NG)が7万円台前半、10.1型液晶/キーボードなし「dynabook Tab S80」(S80/NG)が6万円台半ば、8型液晶搭載の「dynabook Tab S68」(S68/NG)が5万円台前半の見込み。

 仕様はほぼ共通で、プロセッサにAtom Z3735F(1.33GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ2GB、ストレージ64GB、液晶解像度1,280×800ドット、Windows 8.1 with Bing(32bit)、Office Home and Business 2013。

 インターフェイスやセンサーは、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、前面120万画素/背面800万画素カメラ、microSDカードスロット、Micro USB 2.0、GPS、電子コンパス、加速度センサー、ジャイロセンサーを装備。10.1型の2モデルのみMicro HDMI出力も備える。

 バッテリ駆動時間(JEITA測定法2.0)は10.1型モデルが約7時間、8型モデルが約7.5時間

 本体サイズ/重量は10.1型モデルが約258.8×175×9.1mm(幅×奥行き×高さ)/約565g、8型モデルが約132×210.7×9.6mm(同)/約395g。

「dynabook Tab S90」(付属キーボード使用時)
「dynabook Tab S68」

(多和田 新也)