ニュース
ドスパラ、デュアルSIMロックフリー対応で19,980円の8型タブレット
~バッテリが交換可能なモデルも
(2014/10/23 17:06)
ドスパラは、SIMロックフリーで3G通信に対応した8型タブレット「Diginnos Tablet DG-Q8C3G」を11月に発売する。価格は19,980円。
Android 4.2をベースとした低価格なSIMロックフリー/3G通信対応の8型タブレット。標準のSIMとMicro SIMのデュアルスロットを搭載しており、格安SIMなどを活用できる。通信はWCDMA 2100(1)のみ。Playストアは搭載されておらず、「tapnowマーケット」を利用する。
主な仕様は、プロセッサにMediaTek MT8382(クアッドコアCortex-A7+Mali-400MPグラフィックス)、メモリ1GB、ストレージ16GB、1,280×800ドット表示/5点タッチ対応8型ワイド液晶ディスプレイなどを搭載する。
インターフェイスは、microSDカードスロット、Micro USB、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 3.0、約30万画素前面/約200万画素背面カメラ、音声出力などを備える。センサーは加速度、光、GPS。
バッテリは4,000mAh。本体サイズは約120×206×9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約320g。
バッテリ交換可能なDG-Q78N
このほか、バッテリが交換可能な8型タブレット「Diginnos Tablet DG-Q78N」も同時発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万円を切る見込み。
バッテリを交換して製品寿命を延ばしたいという法人向けのニーズに応えて投入される製品。背面のカバーが外れるようになっており、バッテリにアクセスできる。
主な仕様は、プロセッサにMediaTek MT8382、メモリ1GB、ストレージ16GB、1,024×768ドット表示/5点タッチ対応7.85型ワイド液晶ディスプレイ、Android 4.4などを搭載する。
インターフェイスは、microSDカードスロット、Micro USB、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、約30万画素前面/約200万画素背面カメラ、音声出力などを備える。センサーは加速度とGPS。
バッテリは3,800mAh。本体サイズは約136×201×8.7mm(同)、重量は約350g。内蔵バッテリも直販などで発売予定で、価格は4,000円を切る見込み。
法人の声に応えるラインナップ
23日に都内で開かれた製品発表会では、製品の開発を行なっている株式会社サードウェーブデジノス PC本部 営業部 営業課 法人タブレットスペシャリストの小堀亘氏が、製品投入の背景について説明した。
同社は、DOS/Vパラダイス創業20年の節目となった2012年の12月に、1万円を切る「ドスパラタブレット」を投入。「ドスパラに足を運ぶユーザーの多くはマニアの方が多く、ドスパラタブレットは低価格が特徴だけでなく、その方々の遊び心をくすぐるような製品であった。しかし実際はマニアの方々のみならず、法人からも強い引き合いがあり、予定通り約半年で製造終了した」と振り返る。
後継として、7型モデルを2機種、10型モデルを1機種投入。7型モデルは軽量化されたおかげで、モバイルを必要とされる法人から好評だったという。また長期安定供給が可能なことや、故障時のサポートが国内で対応できる、自社アプリをプリインストールするなどカスタマイズした状態で出荷できることなども好評の理由だ。
特に教育機関における教育向けコンテンツプリインストール済端末や、飲食店でのオーダー端末としての利用、MVNO回線業者のサービス提供用端末としての採用実績があるという。
その中から得られた声が、いつでもどこでも通信したいというSIMロックフリーでモバイル通信ができるモデルや、製品寿命を延ばす上で必要となるバッテリ交換可能な機種、そしてWindows版への要望だったという。「今回のラインナップは、そうした顧客へのニーズに応えた製品である」と語った。