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NVIDIA、GK110を2基搭載した2,999ドルの「GeForce GTX TITAN Z」

〜次期GPU「Pascal」はCPUとメモリ空間の共有を最適化する独自バスNVLink搭載

GeForce GTX TITAN Zを手にするJen Hsun Huang氏(NVIDIA公式ブログより)
3月25日(現地時間) 発表

 米NVIDIAは25日(現地時間)、GTC(GPU Technology Conference)2014において、2,999ドルの超弩級ビデオカード「GeForce GTX TITAN Z」を発表した。

 現在発売されている最上位の「GeForce GTX TITAN Black」の更に上を行くモデルで、1カード上にフルスペックのGK110を2基搭載。CUDAコアは合計5,760基、ビデオメモリは12GBに達する。

 次世代の5K解像度やマルチディスプレイによるゲーミング向けに設計されたとしている。写真を見る限り2スロット構成で、カード長さもそれほど長くなくGeForce GTX 690と同程度と見られる。

Pascal(NVIDIA公式ブログより)

 また、GPUロードマップを一新し、2016年にMaxwellの後継「Pascal」をリリースすることを明らかにした。PascalではGPU上にビデオメモリをスタックする「3D Memory」をサポートし、スループットおよび電力効率性を高める。

 新たにCPUとGPUのメモリ空間を共有する「Unified Memory」もサポート。このため新たに「NVLink」と呼ばれるバスを設け、CPUとGPU間のバンド幅を80GB/sec以上に高める(現時点では16GB/sec程度)。

 このNVLinkはフレキシブルで、CPUがNVLinkをサポートしない場合でも、GPU間の接続に用いることができ、GPU間のメモリの相互アクセス速度を高める。また電力効率性も重視したとしている。

これまでのGPU/GPU間の接続
NVLinkによってバス幅を大幅に高める
マルチGPU構成では、フレキシブルに相互接続に用いられる

 このほか、ゲームコントローラ付きAndroid機「SHIELD」を期間限定で199ドルに値下げすることを発表した。

(劉 尭)