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KabiniコアAPUでAthlonとSempronが電撃復活

〜ソケット式となり、対応マザーボードも各社から発売

3月4日(現地時間)発表

Athlonのパッケージ(GIGABYTEの説明書より)

 米AMDは4日(現地時間)、システムビルダー向けに、「Kabini」アーキテクチャのソケット式APU「Athlon」および「Sempron」を採用するプラットフォーム「AM1」を提供開始すると発表した。4月初旬に一部地域で先行発売され、4月9日より全世界で発売される。

 Kabiniは、「Jaguar」アーキテクチャのCPUコアと「GCN」アーキテクチャのGPUコア、そして各種I/Oを統合したSoC型APU。元々はタブレットやノートPC向けの設計だったが、AM1プラットフォームでは、デスクトップのようにソケット式のAPUとして提供される。

 また、そのAPUブランドには「Athlon」と「Sempron」が用いられる。AM1 APUはクアッドコアとデュアルコアが用意されるので、Athlonがクアッドコア、Sempronがデュアルコアになるものと思われる。両ブランドとも、廃止されていたわけではないが、Athlonについては「Athlon II」製品が2013年1月、Sempronについては2009年11月に最後の製品が追加されて以降、新製品がなく、APUとして久しぶりの復活を遂げることとなる。

 ソケット式Kabiniについては、ASRock、ASUS、BIOSTAR、ECS、GIGABYTE、MSIから対応のmicroATX/Mini-ITXマザーボードが発売になる予定で、Kabiniを使って自作ができることになる。

AMD製品のターゲットセグメント

 現時点では、各モデルの詳細な仕様などは分かっていないが、GIGABYTEの説明書のAPU写真では、「Athlon 5300 Series FS1b」といった文字列と、「AD5350JAH44HM」などのOPNが印字されていることが分かる。

(若杉 紀彦)