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HIS、金色のファンカバーを搭載するOC版Radeon R9 290Xを3月投入

R9 290X IceQX2 iPower TurboとiPhone 5sゴールドの比較
3月下旬 発売

価格:オープンプライス

 香港Hightech Information System(HIS)が、金色のファンカバーを搭載したオーバークロック版のRadeon R9 290Xを3月に日本国内へ投入することが、22日に秋葉原のツクモパソコン本店で開かれた「ASRock AMDマザーボードイベント 2014」で明らかになった。

 製品名は「R9 290X IceQX2 iPower Turbo」(型番:H290XQMT4GD)。iPhone 5sのゴールド色のブームに乗る形で、ファンカバーにゴールド色を採用。ファンは直径86mmで2基、独自形状のフィンを採用し、ノイズレベルを低減しながら冷却性を高めたという。ヒートシンクは5本のヒートパイプを搭載。また、アイドル時23dBの静音性も確保した。

 電源回路は独自の「iPower」を採用。リファレンスからフェーズ数を増やすことで、オーバークロック時の安定性を高めたという。コアクロックはリファレンスの1GHzから1.04GHzに高めた。このほか、スロット着脱時に手に持ちやすいようにハンドルを装備する。

 オーバークロック用ユーティリティ「iTurbo」が付属。目的のモードを1クリックで設定し、自動的にクロックやファン回転数を制御する機能を備える。このほかはリファレンスに準じ、SP数は2,816基、メモリは4GBのGDDR5、バス幅は512bitなどとなっている。

 補助電源は6ピン+8ピンを利用。ディスプレイインターフェイスはDVI×2、DisplayPort、HDMI。

製品の解説を行なったSenior Regional Sales ManagerのNelson Fung氏
製品名と型番
R9 290X IceQX2 iPower Turboの主な特徴
独自の電源回路「iPower」
出荷時に1.04GHzにオーバークロックされている
オーバークロックユーティリティ「iTurbo」
IceQ X2ファンの特徴
アイドル時23dBの静音性を謳う
ファンのみで3万時間のMTBFを謳う

(劉 尭)