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Sony、北米での電子書籍ストア事業から撤退

〜既存ユーザーはKoboのサービスに移行

写真は日本向けの「PRS-T3S」
2月6日(現地時間)発表

 米Sony Electronicsは6日(現地時間)、同社が運営する電子書籍ストアである「Reader Store」について、米国およびカナダにおけるサービスを3月いっぱいで終了することを発表した。既存ユーザーには、Koboへの移行措置が取られる。

 閉鎖の理由は明らかにされていないが、リリースは、第3四半期決算や、PC/TV事業の変革のリリースと同じタイミングで公開されており、不採算事業撤退の一端とみられる。

 既存のReader Storeユーザーは、3月下旬以降、それまでに購入した書籍やアカウントをKoboに移行できるようになる。また、専用端末の「Sony Reader」についても、Reader Store閉鎖以降、Koboのストア/書籍を直接利用可能になり、再ダウンロードもできる。ただし、Koboで取り扱いのない書籍については、移行後は再ダウンロードできなくなる。

 このほか、今後の「Xperia」スマートフォン/タブレットの一部モデルには、Koboアプリがプリインストールされるようになる。

 なお、ソニーによれば、日本については、現状通り、サービス/ハードウェアの提供を継続する予定で、今春にはiOS端末が書籍コンテンツに対応し、夏頃までにはPCでの読書にも対応させ、PlayStation Vitaアプリも書籍や雑誌へ対応を拡大していく。

(若杉 紀彦)