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表裏気にせずに挿せるUSBの新コネクタ「Type-C」規格が策定

12月3日(現地時間) 発表

 USB 3.0規格を策定している米USB 3.0 Promoter Groupは3日(現地時間)、新しいUSBコネクタ規格「Type-C」を発表した。2014年半ばに最終仕様を決定する。

 Type-Cコネクタは既存のUSB 2.0 Micro-Bに近い小型サイズを採用。最大の特徴は表裏を気にせず装着できることで、長年USBが抱えていた「表裏が分かりにくく挿しにくい」問題が公式に解決される。

 新コネクタは、来年の登場が見込まれる10Gbps転送のUSB 3.1と既存のUSB 2.0をサポートするが、コネクタは新形状となるため、既存機種で利用できるアダプタが提供される。またスケーラブルに充電規格や次期USBバスの性能要求に対応できる。

 小型のため、薄型のスマートフォン/タブレット、2-in-1 PCからノートPC、デスクトップPCまで応用できるとしている。

(劉 尭)