MediaTek、“真のオクタコア”を謳うARM SoC「MT6592」

　台湾MediaTekは20日(現地時間)、“真のオクタコア”を謳うARMコア搭載SoC「MT6592」を発表した。

　Cortex-A7を8コアを搭載したハイエンドスマートフォン向けのプロセッサ。28nmのHPMプロセス技術を採用し、CPUは最大2GHzで駆動する。

　GPUはMaliシリーズを採用しており、4K2K解像度のH.264ビデオ再生に加え、H.265/VP9などの新コーデックもサポート。最大1,600万画素のカメラやフルHDディスプレイをサポートし、独自の「ClearMotion」技術により、24/30fpsビデオを60fps相当に変換して再生をスムーズにするという。

　このほか、マルチモードセルラーモデムや、デュアルバンドのIEEE 802.11n無線LAN、Miracast、Bluetooth、GPS、FMチューナなどをサポートする。

　2013年末にAndroid Jelly Beanが動作するデバイスで利用できるようになる予定で、KitKat搭載デバイスは2014年初め頃の予定。