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NEC PC、4番組視聴/録画に対応し23型に大型化した「VALUESTAR N」

〜デスクトップPC秋冬モデル

VALUESTAR N VN970/NS
10月18日より順次発売

価格:オープンプライス

 NECパーソナルコンピュータ株式会社は、液晶一体型PC「VALUESTAR N」シリーズなどデスクトップPCの2013年秋冬モデルを10月18日より順次発売する。価格はオープンプライス。

 VALUESTAR Nシリーズは、これまで21.5型を展開していたが、今回から上位機種が23型に大型化。デザインも一新された。VALUESTAR Nのラインナップ強化により、従来の23型機種「VALUESTAR W」シリーズはフェードアウト。21.5型モデルは前モデルと同じデザインを継承。分離タイプのデスクトップ「VALUESTAR L」シリーズは下位モデルも第4世代Coreプロセッサに強化した。

 OSは全機種がWindows 8.1 64bitにアップデートされた。ソフトウェアは、新たにユーザーの嗜好や行動に合わせて表示する情報をまとめる情報リーダー「My Time Line」、タッチ操作に合わせたUIを採用したブラウザ「Play.net」の2つを追加した。

 このほか、節電系として「ピークシフト」、「ECOモード設定ツール」、「ECOみえグラフ」などを搭載。マルチメディア系はクラウドやDLNA端末のコンテンツを一覧できる「コンテンツナビ」を強化。シンプルなメニューのハガキ作成「筆ぐるめ おてがるモード」、Windows 8.1向けに、操作や機能などを紹介するアプリや、引っ越しソフト「ファイナル パソコンデータ引越し」などを搭載する。

VALUESTAR Nシリーズ

フォトフレームタイプの筐体だが、画面が垂直にできる新スタンドを採用

 VALUESTAR Nの23型は従来のフォトフレーム風デザインを継承しつつ、スタンドを改良。フォトフレームタイプは通常、背面で支えるタイプのスタンドであるため、画面を垂直(90度)にできないことが多く、画面を左右に振るのも難しい。新VALUESTAR Nのスタンドは、垂直にでき、奥15度まで傾けることもできる。さらに、スイベルにも対応している。従来のキーボードを収納できるスペースなどは継承している。

 大きなトピックとして、最上位モデルは3波チューナを5系統搭載。1系統は2秒で起動する「ぱっと観テレビ」に使われている。4系統はWindows上で視聴/録画に使えるチューナ。専用ソフトの「SmartVision」もアップデートされ、4番組同時視聴、同時録画が行なえる。4番組の同時視聴は、均等に4分割して表示するモード、1画面を大きく出しつつ3画面を小さく縦に並べるモードを選択可能。音声はフォーカスがある番組のものが流れる。チャンネルは自動選局で、ユーザーの指定、視聴履歴順、つぶやきメーターの上位順の3つから選択する。録画中のチャンネルがある場合は必ず表示される。

 そのほかの機能面は、ジャンルやキーワードで自動録画する機能や、録画番組からキーワード検索する機能、ユーザーが普段から観ているチャンネルや時間帯を学習し、起動時にそのチャンネルを選ぶ機能を追加した。これらはTV機能搭載の全モデルで利用可能。最後の機能は、ぱっと観テレビでも利用できる。なお「ひかりTV」の機能は無くなった。

 ヤマハのサウンドシステムも継承し、今回さらに音質を向上。FR-Portを強化し、フルレンジタイプのみだったものにウーファーを加えて2wayとした。歪みを抑制するため磁性流体も採用したという。再生周波数帯は100Hz〜20kHzになり、低音域が広がった。従来のFR-Port搭載VALUESTAR Nは120Hz〜20kHzだった。出力は3W+3W。サラウンド機能としてWavesのMaxxAudioを搭載する。

ファインブラック/ブラック
ファインホワイト/ホワイト
クランベリーレッド/レッド

 23型の上位「VN970/NS」は、ホワイト、ブラックの2色展開。発売は10月31日、店頭予想価格は230,000円前後の見込み。

 主な仕様は、Core i7-4700MQ(2.40GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、HDD 4TB、BDXLドライブ、1,920×1,080ドット(フルHD)対応IPS液晶、3波チューナ×5、Office Home and Business 2013を搭載。

 23型の下位「VN770/NS」は、HDDが3TB、TVチューナ2系統の構成。本体色はホワイト、ブラック、レッドの3色。店頭予想価格は215,000円前後の見込み。

 インターフェイスはUSB 3.0×4、USB 2.0×2(1つは電源オフ充電対応)、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、HDMI入力、SDカードスロット、92万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。


VALUESTAR N 21.5型モデル

 21.5型はソフトウェアやOSのアップデートのほか、CPUを強化した。そのほかは従来とほぼ同じ。

 21.5型の上位「VN570/NS」は、Core i5-3230M(2.60GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 2TB、BDXLドライブ、3波チューナ×2、Office Home and Business 2013を搭載。本体色はホワイト、ブラック、レッドの3色。発売は10月24日、店頭予想価格は180,000円前後の見込み。

 21.5型の中位「VN370/NS」は、Celeron 1005M(1.90Hz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブ、3波チューナ×1、Office Personal 2013を搭載。本体色はホワイト、ブラック、レッドの3色。発売は10月18日、店頭予想価格は145,000円前後の見込み。

 21.5型の下位「VN350/NS」はVN370/NSからTVチューナを省いた構成。本体色はホワイトのみ。発売は10月18日、店頭予想価格は135,000円前後の見込み。

VALUESTAR Lシリーズ

 VALUESTAR Lシリーズは下位モデルの強化とOS更新が主な変更点。発売は11月14日。

VL750/NS
VL150/NS

 上位の「VL750/NS」は、Core i7-4770(3.40GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、HDD 3TB、BDXLドライブ、Office Home and Business 2013を搭載。フルHD対応23型IPS液晶が付属し、店頭予想価格は225,000円前後の見込み。

 下位の「VL150/NS」は、Core i3-4130(3.40GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブ、Office Personal 2013を搭載。1,440×900ドット対応19型液晶が付属し、店頭予想価格は120,000円前後の見込み。

 インターフェイスも夏モデルと同等だが、下位モデルはプラットフォーム更新によりUSB 3.0が使えるようになった。

(山田 幸治)