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Khronos、シェアード・バーチャル・メモリなどをサポートするOpenCL 2.0

〜OpenGL 4.4の仕様も公開

7月22日(現地時間) 発表

 OpenGLやOpenCLなどの仕様策定を行なう業界団体であるKhronos Groupは22日(現地時間)、米カリフォルニア州・アナハイムで開催されているSIGGRAPH 2013において、クロスプラットフォームの並列処理フレームワーク「OpenCL」の最新版となる「OpenCL 2.0」の暫定仕様を発表。また、3DグラフィックスAPIの最新版となる「OpenGL 4.4」も併せて発表した。

 CPUやGPUなど異なる演算装置を利用したプログラミングを行なうためのフレームワークであるOpenCLの最新版となるOpenCL 2.0では、異なる演算装置間で仮想的に統一されたアドレス空間でメモリアクセスを行なえるシェアード・バーチャル・メモリなどをサポートしたのが大きなトピックとなる。また、C11/C++11のメモリモデルやatomic操作などにも新たに対応する。

 なお、今回発表された内容は暫定仕様で、今後フィードバックを募り、6カ月以内に最終仕様を策定する予定となっている。

 3DグラフィックスAPIのOpenGL最新版となるOpenGL 4.4は、バッファ制御や非同期クエリの実行などのほか、Direct3Dで書かれたアプリケーションを効率的に移植するための新機能が追加される。

(多和田 新也)