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ASUS、IGZO採用の31.5型4Kディスプレイを発表

~プロ向け27型WQHD製品も

PQ321
5月30日(現地時間) 発表

 台湾ASUSは30日(現地時間)、IGZOを採用し、4K解像度に対応した31.5型液晶ディスプレイ「PQ321」を発表した。

 パネルにシャープのIGZOを採用した製品。3,840×2,160ドット表示に対応し、画素密度は140ppi。輝度は350cd/平方m、応答速度は8ms(中間色)、視野角は上下/左右各176度。10bit Deep Colorをサポート。

 厚みは最大で35mmに抑えており、ASUSでは、現在発売中の4Kディスプレイとしてもっとも薄い製品であるとしている。インターフェイスはDisplayPort。米国モデルでは、2系統のHDMI入力を分割して1画面に表示するピクチャ・バイ・ピクチャ機能も備える。このほか2W×2のスピーカーを内蔵する。

PA279Q

 同時に2,560×1,440ドット(WQHD)表示に対応する27型液晶「PA279Q」も発表。クリエイター向けの「ProArt」シリーズにラインナップされる。

 10bit Deep Colorをサポートし、Adobe RGB 99%、sRGB 100%、NTSC 120%をカバー。工場出荷前に色補正も行なわれる。パネルはAH-IPSを採用。輝度は350cd/平方m、コントラスト比は最大1億:1、視野角は上下/左右各178度。

 画面上にグリッド線を表示する「QuickFit」起動、複数入力画面のピクチャ・イン・ピクチャ、ピクチャ・バイ・ピクチャ表示機能などを備える。

 インターフェイスはDVI-D、HDMI、DisplayPort。3W×2のスピーカー、SDカードスロット、6ポートのUSB 3.0 Hubも搭載。USB 3.0ポートの1系統は供給電流の大きい急速充電用になっている。

(多和田 新也)