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Seagate、同社初のクライアント向けSSD製品を発表

~クライアントからエンタープライズ向けまで4シリーズ

Seagate 600 SSD
5月7日(現地時間) 発表

 米Seagate Technologyは7日(現地時間)、SSD製品4シリーズを発表。これまでクライアント向けには、フラッシュメモリとHDDを統合したハイブリッドHDD(SSHD)などは発売しているが、SSDは初めての製品化となり、1社でHDDとSSD両方のラインナップを持つことになる。

 ラインナップは、ノートPCなどのクライアントデバイス向けのSATA接続モデル「Seagate 600 SSD」、サーバー/ストレージソリューション向けのSATA接続モデル「Seagate 600 Pro SSD」、エンタープライズ向けのSAS 12Gbps接続モデル「Seagate 1200 SSD」、PCI Express x8接続の「Seagate X8 Accelerator」。

Seagate 600 Pro SSD
Seagate 1200 SSD
Segate X8 Accelerator

 フラッシュはいずれもMLCタイプを仕様。価格や発売時期についての情報は明らかにされていない。各製品のラインナップと主な仕様は下記のとおり。

Seagate 600 SSD
容量120GB240GB480GB
シーケンシャル読み出し500MB/sec
シーケンシャル書き込み300MB/sec400MB/sec
4KBランダム読み出し80,000IOPS
4KBランダム書き込み60,000IOPS70,000IOPS
インターフェイスSATA 6Gbps
フォームファクター2.5インチ、7mm厚/5mm厚
Seagate 600 Pro SSD
容量100GB120GB200GB240GB400GB480GB
シーケンシャル読み出し520MB/sec
シーケンシャル書き込み300MB/sec450MB/sec
4KBランダム読み出し80,000IOPS85,000IOPS
4KBランダム書き込み20,000IOPS8,000IOPS30,000IOPS11,000IOPS30,000IOPS11,000IOPS
インターフェイスSATA 6Gbps
フォームファクター2.5インチ、7mm厚
Seagate 1200 SSD
容量200GB400GB800GB
シーケンシャル読み出し750MB/sec
シーケンシャル書き込み400MB/sec500MB/sec
4KBランダム読み出し110,000IOPS
4KBランダム書き込み25,000IOPS40,000IOPS
インターフェイスSAS 12Gbps
フォームファクター2.5インチ、7mm厚(1.8インチも予定)
Seagate X8 Accelerator
容量(最大容量モード時)555GB1,111GB1,111GB2,222GB
容量(最大性能モード時)461GB923GB923GB1,847GB
64KBランダム読み出し1.6GB/sec2.7GB/sec
64KBシーケンシャル書き込み580MB/sec1.1GB/sec
4KBランダム読み出し175,000IOPS350,000IOPS
4KBランダム書き込み
(最大容量モード時)
23,000IOPS48,000IOPS
4KBランダム書き込み
(最大性能モード時)
48,000IOPS103,000IOPS
インターフェイスPCI Express x8
フォームファクターHHHL(Half Height Half Length)

(多和田 新也)