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パナソニック、世界初のUHS-II対応SDカードをPCIeへ接続するブリッジLSI

~最大250MB/secの読み出しを実現

SDブリッジLSI
3月19日 発表

 パナソニック株式会社デバイス社は19日、「UHS-II」規格に対応するSDカードをPCI Expressへ接続するブリッジLSIを発表。世界初の商品化となる。

 UHS-II規格はSD Card Specification Ver.4.0として2011年1月に発表されたSDカードの最新規格。現在市場で商品化されているSDカードの最新規格であるUHS-Iの最大転送速度が104MB/secであるのに対し、UHS-IIでは規格上の最大転送速度が最大312MB/secへ引き上げられる。また、従来規格と互換性を持たせたまま、ピン数を2個増やす点や、低消費電力モードなども追加される。

 パナソニックが発表したLSIは、UHS-II規格のSDカードをPCI Express 2.1で利用するためにプロトコル変換するブリッジチップ。転送速度は読み出し最大250MB/sec、書き込み最大200MB/sec。

 UHS-IIインターフェイスで不要回路の動作クロックを停止するUHS-II Dormantモードや、電源供給を停止するUHS-II Hibernateモードといった低消費電力モードをサポート。また、PCI Express側の低消費電力機能であるASPM(Active State Power Management)にも対応する。

 パッケージはBGAでピン数は49ピン。チップサイズは4×4×1mm(幅×奥行き×高さ)。すでにサンプル出荷を開始しており、2013年8月には量産化を予定している。

(多和田 新也)