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サンワサプライ、配電盤に取り付けるクランプセンサー使用の無線電力計
~PCにデータ取り込みも可能
(2013/3/18 17:52)
サンワサプライ株式会社は、配電盤に取り付けて家庭内の消費電力を測定する電力計「CHE-TSTCLW」を発売した。価格はオープンプライスで、直販価格は29,800円。
配電盤に取り付けるクランプセンサー2個、送信機、受信機で構成される送信機と受信機間は429.2MHzの無線でデータを送信する。到達距離は100m。
送信機は配電盤付近に設置。クランプセンサーをブレーカーの2次側へ取り付け、送信機と接続する。多くの家庭で使われている単相2線/3線式のほか、三相3線式であれば付属の2個のクランプメーカーで使用可能。業務用などで用いられる三相4線式の場合はオプションのクランプセンサーを別途購入する必要がある。また、付属のクランプセンサーは90Aまでの対応となるため、電流がそれを超える場合にも、オプションで用意される120A対応のクランプセンサーが必要。
指定した電流を超えた場合にアラームを鳴らす機能も備えており、契約アンペア数より少ない電流を指定しておくことで、ブレーカーが落ちる前に対処することもできる。
送信機の測定周期は10/15/20秒から選択する。本体サイズは62×27×95mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約125g。単3乾電池×3本で使用し、約1年間の動作が可能。
受信機は、測定したデータを表示するディスプレイを搭載。消費電力/電気料金/二酸化炭素排出量/平均消費電力(当日/週間/月間)/履歴(指定日/週/月)を表示できる。日別データは過去7日分、週別データは過去7週間分、月別データは過去24カ月分を本体内に保存する。
また、USB接続によりPCへデータの取り込みが可能。同社Webページから管理ソフトを用いて、過去のデータ確認や加工、目標設定などを行なえる。
受信機は単4乾電池×3本で使用し、約4カ月動作。本体サイズは86×24×86mm(同)。重量は約150g。