7月17日 発表
一般社団法人パソコン3R推進協会は17日、平成23年度使用済みPC回収再資源化の実績を発表した。
家庭から回収したPCは前年比111.7%の43万6千台、企業から回収したPCは同95.4%の41万5千台で、総計は同103.1%の85万1千台だった。このうち、リサイクル(再資源化処理)に回されたのが73万8千台で同106.2%に増えたが、リユースに回されたものは11万3千台で同86.8%へと減少した。これについて同協会では、新製品の低価格化により中古製品との価格差が縮まっていること、買い取りPCの主流がWindows XP/Vistaになっていることを要因に挙げている。
リサイクルされた製品の内訳は、デスクトップPCが27万5千台、ノートブックPCが18万9千台、ブラウン管ディスプレイが7万7千台、液晶ディスプレイが19万7千台だった。
(2012年 7月 18日)
[Reported by 若杉 紀彦]