6月13日(現地時間) 発表
米AMDは13日(現地時間)、ARMのセキュリティ技術「TrustZone」をSoCの手法で将来のAPUに統合すると発表した。
TrustZoneは、安全性が重要視されるデータを「セキュア ワールド」と呼ばれる独自の監視モード下に置くことで、悪質なソフトウェアによるアクセスを防ぐ技術。プロセッサだけでなく、キーボードや画面などペリフェラルの安全性も確保されるという。
これにより、金銭の支払い、デジタル著作権管理(DRM)、Webベースのサービスにおけるセキュリティ性を高められるとしている。
AMDではCortex-A5のCPUアーキテクチャを元に、この技術2013年に一部のAPUに対してSoCの形で統合し、開発プラットフォームを提供。2014年より他の製品にもポートフォリオを拡張する予定。
(2012年 6月 14日)
[Reported by 劉 尭]