東芝、シネスコ21:9液晶の14.4型Ultrabook「dynabook R542」

dynabook R542

2012年7月下旬 発売

価格:オープンプライス



 株式会社東芝は、シネマスコープのアスペクト比(21:9)対応14.4型ワイド液晶を搭載するUltrabook「dynabook R542」を2012年7月下旬より発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は14万円前後の見込み。

 世界初というシネスコ対応の液晶を採用したUltrabook。解像度は1,792×768ドット。横に広い画面を活用できるウィンドウを指定の位置にレイアウトできる独自ユーティリティ「TOSHIBA Split Utility」を用意する。21:9ネイティブのWeb動画(映画の予告編など)や、映画のDVD(TOSHIBA DVD Player使用)は黒帯なしで再生できる。音響については、横長の筐体の左右にharman/kardonスピーカーを内蔵し、SRS Premium Sound 3Dのサラウンド機能を搭載する。

 このほか、約9秒でWindowsが立ち上がる「東芝高速スタート」や、電力制御のピークシフト、ecoユーティリティ、Webカメラで人を検知してディスプレイを切る「TOSHIBA Active Display Off」などの独自機能を備える。

 主な仕様は、Core i5-3317U(1.70GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 500GB(+キャッシュSSD 32GB)、Intel HM77 Expressチップセット、1,792×768ドット表示対応14.4型ワイド液晶、Windows 7 Home Premium(SP1、64bit)、Office Personal 2010を搭載。

 インターフェイスはUSB 3.0×3、Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、ブリッジメディアスロット、130万画素Webカメラ、音声入出力などを装備。キーボードはバックライト付き。

 バッテリ駆動時間は約8時間。本体サイズは約368.5×200×20.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.69kg。

(2012年 6月 11日)

[Reported by 山田 幸治]